2017年8月17日木曜日

サイクリング行程表を折本で

行程表を折本に

ブルベする方が使うようなキューシートの、うん、と簡素化したやつを、 A4横 で作り、2ページ1枚で印刷、ふたつ折りにして、 でフロントバッグのマップケースに入れて走ることが有る。
特に、半日以上、初めての場所へ出かける場合に作ることがある。 まあ、体力に自信がないので、 休息ポイント等を予め把握しておくことが目的。 表の作成が結構面倒なのでサボることが多いが。
この表だが、マップケースに入ってると、 紙の入れ替えが結構面倒に感じる。
で、1) 折本化、2) A5クリアファイル にしてみた。
クリアファイルはマジックテープ止め。

折本とは

A4の紙に切れ目を入れて、A7の冊子にするというもの。見開きで、A6になる。
検索すればたくさん出てくるが、例えば、以下。
こいつを、見開きで見ることを前提に作れば、 それなりに表が読めそう。

印刷のレイアウト

行程表をA5横で作成したものを、pdfで出力し、 pdfshufflerとかでページの回転と、空ページの挿入をする。


4ページ1枚のレイアウトにするので、4ページでひと組。
1,2は180度回転、3は空ページを挿入、4はそのまま 1,2はそのまま、3は空ページを挿入、4は180度回転(この方が、めくりやすい)。
空ページは、空白pdfファイルをlibreofficeとかで作っておいて、追加する。
これを印刷して、折本の作り方を参考に、切込みを入れて折りあげれば良い。 印刷の設定は以下。
を、やめて、
にする。

折った後、必要に応じて、糊で貼り合わせれば出来上がり。 まあ、使い捨てなんで、カッターできれいに切るより、 2つ折りの状態をハサミでチョキチョキするのが簡単でいい(精度悪いけど)。

使用した感想

まだ一度の使用だけだが、感想。
  • 冊子が小さいので、ページをめくる回数が増える。
  • ファスナが開いていれば、ゆっくり走行で、手を入れてめくれる。(安全と腕しだい)
  • フルフィンガーのグローブではムズいだろう。
  • 冊子をずらせるので、下が見える。
  • クリアファイルのファスナーに引手がほしい。
  • マジックテープ止めでいけそう。長期間使えるかは別。

キューシート(行程表)の作り方

ルートのGPXファイルが既にある場合です。 流れは、
  1. GPXファイルを用意する。
  2. VikingRouteConverter で読み込む
  3. シートに含めたいトラックポイントに名前を付ける。 Vikingなら name、RouteConverter なら  Description (中身はname)  になる。地図で確認しながら変更できる。下は RouteConverter。 カシミール3Dでもできるのかなあ。

  4. gpxファイルに書き出して、gpsbabelで csvに変換、awk(ここ)で距離を計算しつつ、 nameに書き込みがあるポイントだけ csvに書き出す。RouteConverterでは、 "Position"がデフォで含まれるので、これが含まれないポイントだけ書き出す。

    $ gpsbabel -t -i gpx -f inp.gpx -o csv -F - | gawk -f ~/bin/cue.awk > cue.csv

    gpsbabel は、どうも標高を書き出してくれないみたいで、残念。

  5. gnumeric等の表計算ソフトで読み込み、雛形にコピペして、調整して終了。
    nameへの書き込みで、半角カンマを入れてしまって、面倒になった。記入は新調に。
少しは楽になったかな。

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