2017年2月25日土曜日

T510での省メモリ化 (2) I3 WM を試す

i3 wm をインストールする

私のマシンは、 MATE を使っていて、たまにブラックアウトすることがある。 画面の端っこのほうがチラツキが見え始め、しばらくしてからブラックアウトとなる。 LXQt を数日使った感じでは、ブラックアウトはないので、 ブラックアウトはハードの問題じゃないぞ、アプリのせいだぞ、と言い聞かせ、 WMを変更して省メモリ化すれば一石二鳥じゃないかと、やってみたという話。
ちょと古いけど、WMの比較をしているサイトがある。
色々あるが、軽量なものは for power users and vi experts で 私のような素人にはハードルが高い。 で、そこそこで、debianのパッケージにあるものを探して、 最初は awesome というタイル型マネージャをインストールした。
が、設定について調べていると、 i3 というWMについて、 素人にも分かりやすく説明してくれているサイトに出合ってしまった。
本当にありがたい。
この通りやれば、普通に使えるようになる。
本当に感謝。

で、i3 に変更、設定を始めた。 ただし、MATE を普通に使える環境からの移行で、 全く新規に設定したわけではない ことに注意。

まず最初にしたことは、この素晴らしいサイトのブックマーク先頭への登録。 あとは説明に従って作業するだけ。
  1. i3 をインストール(i3, i3-wm, i3-blocks, i3-status, i3-lock)
  2. 再起動、ログインで ~/.config/i3/config 作成。modキーをWinキーにセット。
  3. NetworkManager は動いているようなので、nm-applet 起動をconfigに追加。
  4. 端末エミュレータを xterm から rxuvt に変更。この設定は未だに苦労。
  5. i3 のフォント設定
後は、使って慣れろ、ということ。
取り敢えず、追加情報として、タイルの境界はマウスで移動できること、Volume は、status bar にあるボリュームのマウスホイール操作でOK。

デフォ以外の設定


メニューをrofiに変える。

dmenuの代わりにrofiをインストールした。debianのパッケージにあるので、簡単。 configを書き換えるだけ。学習してくれるので嬉しい。
  • rofi で置き換えるのでコメントアウト
# start dmenu (a program launcher)
# bindsym $mod+d exec dmenu_run
  • rofi 用のキーの割当を追加
bindsym $mod+d exec rofi -show run -fg "#f1f1f1" -bg "#333333" -hlfg "#ffffff" -hlbg "#336699" -o 85
bindsym F12 exec rofi -show window -fg "#f1f1f1" -bg "#333333" -hlfg "#ffffff" -hlbg "#336699" -o 85

i3status を i3blocks へ変更

  • i3blocks に変更
default の設定ファイルは、/etc/i3blocks.conf なので、 自分の ~/.config/i3/ にコピーして、編集する。
bar {
status_command i3blocks -c ~/.config/i3/isblocks.conf
font pango:DejaVu Sans 11px
}
設定は、下のサイトの i3blocks.conf を参考にした。
Debianだと、lm-sensors (sensorsが入ってる)をインストしないと、温度表示とかされない。

i3lock を 設定

スクリーンセーバーの設定。
ロックを解除する時、 画面に丸が真っ白に表示されるだけで戸惑ったが、そのままパスワードを入力すればよい。
時間は、15分に設定している。設定がこれでよいかは不明。 使えているから、いいことにしょう。
- exec --no-startup-id xset s 900
- exec --no-startup-id xset dpms 900
- exec --no-startup-id xautolock -time 15 -locker i3lock

デフォで起動させるアプリの設定

デフォで起動させるアプリを指定する。 ただいま、fcitxの設定がうまく行ってない。直近の課題。
exec --no-startup-id fcitx
exec --no-startup-id nm-applet
exec --no-startup-id owncloud

exec --no-startup-id urxvt
exec --no-startup-id urxvt

exec --no-startup-id firefox
exec --no-startup-id icedove
exec --no-startup-id emacs25
いつも同じワークスペースにアプリを置きたいので、次の設定を追加。 ただし、複数起動することがないアプリ。 Firefox は2、emacs は3、icedoveは4。 この設定は、再度設定ファイルを読み込むまで生きている。 classは、rofiのWindowリスト(F12)で確認。
for_window [class="Firefox"] move container to workspace 2
for_window [class="Emacs"] move container to workspace 3
for_window [class="Icedove"] move container to workspace 4
WM起動時に ワークスペースを指定したアプリ起動が出来ないらしいから、この設定となっている。

ワークスペースを指定した起動は可能でした。[2017-03-05 ]
exec --no-startup-id i3-msg 'workspace 2; exec firefox'

ranger というファイラー

いつも terminal で使うファイラーは、vifm だが、 感謝してやまないサイトで、ranger というファイラーが紹介されていたので、 使ってみることにした。
CLI で ranger ファイラーを使うことのメモ | Jenemal Notes
カーソルモードで使えるファイラーで、高機能だし、 今も更新の頻度は高い。以前、mc-commander の替わりを探していた時に python だから使ってみようと思ったのに、これ使えない、と vifm になっていたのだが、 随分と好印象になっている。
ヴュアーとかアーカイバで追加インストが多いが、 紹介されているとおりに素直に設定すれば、きちんと使える。
でも、画像プレビューで画面がずれるので、 これを解消したくて、urxvt に手を出すことになる。 で、urxvtの設定などは、いつになるか分からない次回で。

こんな感じで、i3 WM が使えるようになり、メモリは200Mほどの節約となった。
お、よかった。 ??


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