梅雨なので、ラズパイやってみた
梅雨でチャリの出動回数が激減するので、 遊べるかもと、Raspberryを入手した。 かれこれ2ヶ月が過ぎる。きっかけ
- QNAP(TS-131)が時々ハングする。
- joomlaとか試そうとするが、とろすぎ。
- dokuwikiも反応が遅い。
- アプリの新しいVer.が使えない(使い方がわからん)。
- QNAPに、メモリが足りん。swapが多いと怒られる。
- QNAP TS-131 は、単なるストレージでしかないということみたい。
こいつらを解決するには、NASを上位機種に買い換えるとか、 別のPCを用意するとかになるが、価格的に無理。
で、raspberryになった。
性能的に不安だったが、 ラズパイに ownCloud を入れて、 マウントしたQNAPに保存させると、QNAPのみで使うより早いよ、という人がいることが後押しになった。
Upgrade to 9.1 on Qnap - Help / oC server - ownCloud Central
QNAPは既にあるので、HDDの追加購入が不要なのがうれしい。
ラズパイの準備
購入したのは、Raspberry Pi3 コンプリートスターターキット (Basic)。全部付きなので、他に用意するものはない。 マニュアル通り組み立てて、LANケーブルを刺して、起動すれば良いだけだった。
ただ、付属のmicroSDに入ってるパッケージは古いので、アップデートが必要。 これにはかなり時間がかかるので、 自分でSDを作成したほうが、結果的に早かったように思う。 ゴミも残らないし。
後は、ディスプレイもキーボードもない server 用に設定すればよい。 例えば、以下。
- wifiの設定で、powermanagementの調整、ipを固定。
- bootで、CLIのみにする。
- chkconfigでx11-commonとかを off に、 eximやlightgdmとかも止める。
一点だけ、データの置き場所を、QNAP にする必要がある。
なので、 QNAPに新規アカウントとしてpi-owncloudを登録し、この配下をラズパイにマウントさせた。 QNAPに保存されたデータは、当然、外付けHDDに定期的バックアップの対象になるので、一応安心。
/etc/fstab に追記してQNAPをcifsでマウントさせる。uid gid は、www-dataの値にしておく。
//192.168.0.20/home /home/oclwd cifs username=pi-owncloud,password=****,uid=33,iocharset=utf8,gid=33,dir_mode=0770 0 0ver=3.0 を追加(201905)
//192.168.0.20/home /home/oclwd cifs vers=3.0,username=pi-owncloud,password=****,uid=33,iocharset=utf8,gid=33,dir_mode=0770 0 0
ownCloud のインストール、設定
以下のサイト等を参考にインスト、設定。- ownCloud + Raspberry Pi で Google Drive代替 storage を 構築してみる - Qiita
- 【初心者向け】ゼロから始める!自宅で ownCloud on Raspberry Pi - Qiita
'datadirectory' => '/home/oclwd',
dokuwiki のインストール、設定
ラズパイのパッケージは、20140505 とずいぶん古い。上を参考に新しいものをインストした。 セキュリティの設定が未熟だが動いちゃった。
データは、owncloud同様、QNAPに専用アカウントを新規登録して、cifsでマウントしたフォルダにする。 フォルダはdokuwiki配下でないとだめみたい。
結果
- ownCloud は、QNAP(TS-131)より早い。
- dokuwiki も、QNAP(TS-131)より早い。
- あくまで、一人+アルファの場合です。
- あくまで、個人的な感想です。
- 新しいVer.が使える。
- CMSを試そうと思ってたがやめた。動かなくなるのが怖い。
- QNAP の ownCloud, dokuwiki を止めた。
ただ、SDカードの寿命が心配。
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