まず、お蔵入りしていたサドルを試した
これまで使ってきたのは、selle sanmarco の Zoncolan で、ベースグレードで、 クッションが厚手のもの。試しにZoncolanの前、私にはハズレだったやつ(Selle Italia C2 Genuine Gel Saddle)を 押入の奥から出して80kmほど走ってみた。
Zoncolan に比べて、
- ノーズ部分が平で少し広いのは、登る時に少し嬉しい。Zoncolan は丸太、C2 は 板。
- 硬い。少し痛い。が、我慢できる範囲かも、と思った。
- 太股の内側があたる(すれるではない)感覚が困る。ゆずれない。
- ひと昔前に合わなかったサドルは、今も合わない。
新しいサドル候補
- SELLA ITALIA FLITE FRICTION FREE Ti BLK FLOW 重量:205g,サイズ:275×145
SELLA ITALIA からは、FLITE FRICTION FREE のサドル。 FLITE FRICTION FREE は、下図のようにネックを絞り込んでいる。少し不細工だが、この形状に期待。 で、SLRより、ロングライド向き評価のFliteの安いやつが候補。
- selle sanmarco アスピデ ダイナミック オープン 重量:215g,サイズ:277×142
Zoncolan と同じメーカー selle sanmarco の、決め手がなかったのけど、アスピデを候補にした。
- BROOKS カンビウム C15カーブド オールウェザー 穴あき 重量:432g,サイズ:283×140
雨にも強いというやつ。しなやかでロング向きということで候補入り。
- その他、複数
候補の比較、フライトに決める
ネットで得られる写真を加工して比べてみると、下のようになる。まあ、きちんとした寸法ではないので、 参考程度なのだが、実物を並べて比べることは出来ないので。- 一番右:C2
ノーズが徐々に広がってくる。これが内股に当る原因かと思う。 なので、ネックの部分のラウンド形状が重用。
- 右から二番目:アスピデ
輪郭は Zoncolan と相似に見えるが少し太いよう。 ネックの部分の断面を、他の写真から想像するに、断面形状が アスピデはフラット寄り、Zoncolan は丸いように見える。少しやばいかも。
- 右から三番目:Flite
ネック部分まで細身。内股に当るのは避けられそう。先端部分の太さはC2と同等。 少しフラットすぎるように思う。
- 一番左:カンビウム
全体に一回り大きい。これはリアル店舗で触ってみた。 ハンモックのような構造でしなやか。一回り太くても大丈夫かもしれない。
カンビウムは、ネットに耐久性上の問題をいくつかだけど、見付けたのでヤメた。 Brooks なら丈夫(長く使える)という、先入観がぶれたから。
第一印象
- 90kmほど高さと水平を調整しながら走行。Zoncolanと比較して。
- パッドが薄い。Zoncolanは、ベースグレードでパッドが厚いタイプだった。
- ベースのしなりが少ない。Zoncolanの1/4ぐらいか。Zoncolan がへたっていたから?
- 硬い。少し痛い。我慢できないほどでは無いが、200ではなく、150が厳しそう。
- ただ、レーパンが、フェルト一枚程度の極薄パット付きのものだった。 Zoncolanでは、厚パッドが少し不快で、使いふるした安物レーパンを使ってきた。 こいつには、ちゃんとしたパッドが必要。
- 尻が滑る感じが強い。ポジション調整がある程度進むと、落ち着いてきた。
- 太股の内側はまったく問題無い。予想どおり。
- ネックまで絞られているためか、前後のポジション変更幅が少ないみたい。 次はサドルの少し前方へ出して調整を試してみる。
- 見た目がクロモリバイクに合わない。 オフセットしたシートポストをストレートに変更するのもありかも。 見た目も少し良くなるかも。
少し不安。 だめだったらどうしよう。(少し怪しくなってきた。)
第一印象,その2
- 85kmほど、普通のレーパン、サドルを5mmほど前、で、くろんど池まで。
- パッドの顕著な効果は感じられない。まあ、少しマイルドになったという程度。
- 前へずらした事で、前回より「いい場所」に落ち着くようになってきている。 もう少しいい所がありそう。もう少し前かな。
- 舗装の状態が良いと、いい感じなのだが、日本の道路事情なので、 どうしても、荒れた路面によるダメージが蓄積してゆく感じ。 まだ200kmほどだけど、馴染んでくるのか不安。
- しかし、不細工だな。シートポストを交換したい。
第一印象,その3
- 普通のレーパン、サドルをさらに2mmほど前、で、130kmほど、竜王方面へ。
- サドルにドカッと座って脚を休める時、追い風にまかせて麦畑の中を流す時、とか、もう少しだけクッションが欲しくなる。 突き上げで休んでる気にならない。慣れるかな。
- まあ150kmぐらいは行そうだけど。サドルに「休んでんじゃねえ」と急かされる感じ。
第一印象,その4
- 普通のレーパンで、80kmほど、脇道や農道のダートとか、荒れた道が多かった。で、かなりくる。
- 脇道を選んで走るような私には、完全なロード用サドルは無理だったか。
- カタログではMTB用途を含んでいたはず。でもツーリング用には厳しいか。
- 短いおつきあいで終わりそう。
- ロードに付いてきた安価バージョンのToupeと比べてから処遇を考えようか。
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