今年、 酷暑 でのライドをして、後悔が多かったので、 少し書いてみた。 あくまで、個人的な覚書で、普通の夏とは違うところ。
水分補給はハイドレーションバックメインで
- 容量の大きな、背中に背負うタイプのハイドレーションバックにする。
- 半日程度でも、できればハイドレーションバック。
- ボトル2本では足らない。
- 補給回数が多くなんるが、どこででも補給出来るわけでは無い。
- 2Lのリザーバーを保有しているので、こいつを使う。
- 前日から、冷凍室で凍らせておく( キャメルの場合、保証が無くなる )。
- スポーツドリンクは、保冷ボトル併用で対応。
- 背中で溶けてくる水を飲むというイメージ。4時間は氷水が飲める。
- 歪な形になると背中が痛いので、平らな面の上で凍らす。
- スポーツドリンク、氷、水を、 二時間毎に少なくなってきたものを補充するというイメージ。
- リザーバー使用上の留意点
- スポーツドリンクはダメ。
- 凍らせる時は、容量の8割ぐらい。 リザーバー容量が 2L なので、1.5L ぐらい。ボトル二本分。
- ホースは外して、水平に置く。
- 出発前の30分ぐらい室温に晒してから、ホースを繋いでバッグに収める。
- この時から水分補給を始める。
- タオルで巻くと、嵩張るが時間延長可能。だた、溶ける量が減るので注意。
- コンビニのサイコロ状ロックアイスで補充可。 測定したことは無いが、6〜7割の継続時間という印象。
- コップ一杯ほどの氷補給は基本ダメ。それなりの量を補給すること。 水を冷すのではなく、溶けた水を飲むというイメージを忘れないこと。保冷ではない。
- ホース内の水は、温水になる。最初の一口は、口内を濯いでからの腕や脚に吹き付け、気化熱へ。 でも、日焼止め効果を短くするし、自転車が汚れる。
- ホースの保温カバーは、ほぼ効果なし。インターバルがあるので、その間に温水になる。
バッグは、Hydrapak Big Sur の旧旧モデルを使用中。 今はバッグを製造してないようだ。 (写真をみると、2005。色々不自然に感じる点があるのは当然か)
リザーバーはキャメルの2L(ひとつ前のモデル)。 たしか三代目。 (キャメルバックのリザーバー現行モデル )
Hydrapakのタンクは、口が大きく裏返しできて、しなやかで良いが、 逆にバック内で形が変わりやすいので、 背負っていて安定しないと感じた(今は改善されているみたい)る。 キャメルは裏返せないが、内部にリブがあって、安定しているように思う。 ホースの飲み口を、マジックテープでベルトに止めれる(Hydrapakのを使っている)のは結構大事。 最近はマグネット止めとかもあるみたい。 吸い口のON/OFFスイッチも大事。輪行している時におもらしした経験があるから。 吸い口のカバーは、私は気にしない。。
頭部に日本手拭いを巻いて、水を掛ける
ヘルメットの中が暑いし、ヘルメット自体も熱くなる。 ヘルメットの隙間からの陽射しも厳しい。 スキンヘッドなので、なんらかの対策が必須。
現状では、日本手拭いを頭に巻いて、時々水で濡らすのが具合良い。 手拭いは、安いしデザインも多様。薄くてメットのフィット感に与える影響も小さい。水にも濡れやすい。
- 後ろ垂れを作るように頭に巻く。耳も覆いたい。
- 走行中でもメットの上からボトルの水をぶっかけると、 少しの間だけ、涼しいかも、と感じられる。
- サングラスやヘルメットの顎紐と干渉するので不快に感じることがある。
- 手拭いの巻き方はネットで検索すれば色々見付かるが、 メット対応ではないので、アレンジが必要。
- 現状、「まきかぶり」 のアレンジ。 前は上げるが、後ろは上げずに後ろ垂れにする。結びは作らず、メットで押える。
- 新素材は、撥水とか、水分を外へ逃すような傾斜系素材とかで、 濡らして気化熱を期待する使い方には向かないように思う。
水をぶっかける道具
濡れ手拭いの効果が短時間なので、 水かけ専用のボトルをこの夏、追加した。 ボトルで上手に水をかけることが出来ないの不器用者なので、 ペットボトルにシャワーキャップを付けてみた。
- 500mlボトルで、頭からうなじ、腕を、3回ぐらい濡らせる。
- ペットボトルは形状復元が苦手なので、 握り込むと、潰れたままになる。エア抜きが付いているタイプが良い。
- 少し高いし、評判が良くないみたいだが、エア抜きがあるのが決め手で、こいつを試している。
- 今のところ、口が合わないボトルに当ってない。 中央にささっているのが、エア抜きのホース。
- 初期状態では水量が多すぎるので、孔を半分埋めた。写真は初期状態。 もう少し広がると嬉しいかも。 もともと、キャンプ場とかでの洗浄目的みたいだから、しかたない。
- キャップの分だけ長くなるので、ケージに収めるためには、 短かめのボトルを選ぶ必要がある。 しかも、ペットボトルは直径が小さいので、保冷の袋とかを併用したいところ。
- 蓋が出来ないので、水が漏れ出して自転車が汚れる。私は気にしない。
半袖ジャージとアームカバーの組合せ
普通の夏場だと、 UV 長袖のジャージなのだが、 酷暑だと、風通しの面で、半袖ジャージにアームカバーの方が良かった。
通気性が全然違うと感じる。高価なジャージだと、異なる結果だったかもしれないが。
あと、アンダーシャツを、粗メッシュのものを試してみたかったが、こいつも高価だ。