2017年4月8日土曜日

ペダル購入 MKS US-L (個人的なレビュー)

SPDと比べて

左をSPD(PD-M785)、右をUS-L+KEOクリートで30kmほど、走ってみた。 初のロードペダルなんで、固定度は最弱。 河川敷のサイクリングロードなんで、勾配は殆ど無い。 第一印象は、普段の生活に近い感覚でペダルが踏めるというもの。 踏み面が広いとは、こうゆうことかと実感。安定感があり、足が落ち着く。 SPDが点で接している感がいつもより強い。
  • 着脱はスムーズ。パチとかカチとかで軽い音。もう少し大きい音が嬉しいかも。 外れてしまうような不安感は巡航ではない。
  • キャッチするのがムズい。足の運びがSPDと違うのに慣れない。
  • 思った以上に歩きにくい。シューズの踵にゴム板を貼りつけようかと思ってしまう。 いらっしゃるんですね。(いってらっしゃ~い
  • US-Lに合わせるには、サドルは数ミリ下げる必要がある。 つまりシャフトに近い。これも安定感に寄与しているだろう。
  • 20kmぐらい走ると、SPDとの差に違和感を感じなくなった。 鈍感なのか。この程度の巡航ならSPDでも問題ないかもと思う。
  • 30kmぐらいで、US-L側の右足の膝が少し窮屈に感じ始める。 ペダル上の自由度が少ないためか、下手なペダリングが顕になるのだろう。 だとしたら、このペダルに慣れれば、AVEがすこし上がるかもと期待したりする。

クリートについて

  • サドルを3mm下げて、左がMKS、右がLOOKのクリートで50kmほど。
  • 左右とも同じ位置にセットしたはずだが、KEOよりMKSが後ろに感じる。
  • 踏んだ感触は、KEOがしっとり、MKSがすっきり。
  • 遊びはMKSが大きく、可動範囲内で滑る感じが少しある。
  • 回転の遊びはあるがスライドは固定している感触のSPDより頼りなく感じる時がある。 着脱に慣れたら、固定度を上げて確認する。
  • リリースは、MKSが軽いけどねちっこい。KEOはスムーズでこれまでと比べて違和感が少ない。
  • 桜が咲いている祠が合ったので、自転車を押して50mほど登ってみた。 歩くのはつらい。コンビニ程度なら許せるが、トホホだ。
  • 一日でこんなにクリートが減るなんて許せない。 クリートカバーは、ペダルに慣れなくても初日から使うべし。

これからどうする

せっかくなんで、100kmぐらい走るならどうなるかを確認するまで、US-Lを使ってみる。 クリートはMKSにする。特に理由はない。 観光にもこいつでいいや、と思えたら使い続けるが、そうはならなそうだ。
 試しに、ダンボールの下に放り込んでた、昔使ってた、ボロのポタリング志向の靴を出して、 20kmほど走ってみた。歩きやすいが、SPDの突き上げを強く感じる。 昔はこいつで、足の裏が痛くての休憩を繰り返しながら 200km走ってたのを思い出した。ここまでは戻れないことを確認。
 SPDを使うなら、歩きを少し犠牲にしても固めのソールを選ぶべき。 それでもロード用より歩ける。このあたりが私の落とし所になりそう。
  •  つまり、これまでで良かったということ? 
  • 余分な出費だった? 
  • どうせなら、クランクブラザーズを試せばよかった?
Over100を待とう。

ついで(PD-M785とPD-M424のmemo)

「PD-M770に比べてシューズとペダルの接触面が8.5倍に、」とは、 実は不正確な表現で、接触面となり得る面積が8.5倍というのが 正解ではと思う。 なのに突き上げ感が小さく感じたのは何故か。ということで、 PD-M785(左)はロードに、PD-M424(右)はMTBに使っているものを確認。
PD-M424は中央のプレートで、 PD-M785には中央のプレートは無いので、 左右のプレートでの支持だと思う。 支持幅は、約2倍で肉の少ない中央部を避けてくれる。 これが突き上げ感を抑える効果があったのだと思う。
 まあ、ソールが硬い靴に替える方が効果は大きく、私は靴を変えている。この方が正解だと思う。問題は、レーシーになってしまうので 踵のソール幅が狭く、参道などで悩ましくなること多いこと。歩くより走れなのだろう。 でも痛みよりはましということ。あと、財布に厳しい。



あと、 クランクブラザーズのトレッドコンタクトスリーブみたいに、 ソールとゲージの間のクリアランスを小さくするという手もあるかもしれない。 が、これもキャッチ、リリースがスムーズにできなくなる可能性があるし、 クリートはメタル、ソールは樹脂で、隙間を適切に維持することは難しいように思う。
悩ましい。 足裏を鍛えることが一番安上がりかも。

 こんな記事あるの知らなかった。 もっと早く読んでいればペダルの選択肢が広がってたかも。(財布が許さないか)

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