2017年3月26日日曜日

軽量ブラウザ luakit をサブで使う(20170804追加) 古いバージョン用

軽量ブラウザ luakit

 こんなんがあるとは気が付かなかった。 Debianのパッケージにも含まれている。 見逃してたみたい。いつものように、 設定は以下をコピペさせて頂いた。
[201708] ArchWikiによると,WebKit の新しいやつに対応してないと、セキュリティに問題あるらしい(元ネタ)。 debianのパッケージも古くて、webkit 1 でrequireされているみたい。 なので、新しいバージョンを自前で入れ直した。
作業ディレクトリで、git clone https://github.com/luakit/luakit 。ディレクトリに入って、make。パッケージが不足してたら追加する。 エラーが無ければ、sudo make install。
/etc/xdg/luakit に設定ファイルが出来るので、~/.config/luakit にコピー。後はカスタマイズ。

[201710] 久しぶりに更新したら、色々追加設定が動かなくなった。 どうも、設定方法が変更されている最中のようだ。
設定が表で出来るようになっている。前からかもしれない。ここ。 :settings で設定画面が出てくる。追加設定した内容は、.local/share/luakit/settings に保存される。 ドキュメント類は更新されてないみたいだから、素人はしばらく静観しか無い。
あと、debianのパッケージ作成のドキュメントが追加されている。そのうち、最新版をdebファイルでインストできるかもしれない。


デフォルトからの変更は、
  • font の設定[OK]
  • yでヤンクしたURLはクリップボードにも入れる[OK]
  • Yでページのタイトルをヤンク[OK]
  • Control + cで選択範囲をクリップボードにコピー[OK]
  • ダウンロード先指定[dirctory を聞いてくるので、そのまま]
  • ホームページはgoogle検索[最初からgoogle]
rangerやrofiから使ってみている。起動が軽快なんで、取り敢えずluakitで開き、必要に応じてfirefoxを開くという感じかも。様子見。urlやタイトルもコピペしやすい。

bookmarks[そのまま使える]

bookmarkについては、firefoxからの移行方法の説明があるが、urlとtagのみの移行になる。
  • firefoxからbookmarkのエクスポート
    • ブックマーク>全ての・・・> インポートとバックアップ>HTMLとしてエクスポート
  • awkを使って、テキストファイルに変換
    • $ awk -f ff2lk.awk bookmarks.html > bookmarks.txt
  • luakitを使って、bookmarkを作成
    • luakit -c bookmarks_plain_to_sqlite.lua bookmarls.txt bookmarks.db
やはりタイトルがないと不便なので、少し手を加えた。 少しといっても、結構時間をくった。素人なんで。
  • firefoxにプラグイン(Places to CSV)を入れてcsv形式で出力
    • 必要な項目を選択し、セパレータや文字コードを設定しておく。
  • awkを使って、必要な項目だけ、順序よく並べ替える。
    • gawk -F: 'BEGIN{FS="\t";OFS="\t"}{print $8,$14,$9,$10,$6,$12}' bookmarks.csv > book.csv
    • sortしてvimで確認、編集(これもawkとかで出来るんだろうなあ)
  • 先の bookmarks_plain_to_sqlite.lua を、作成したcsvに合わせて、titleなどを書き込むよう修正する。
    • luakit -c bookmarks_csv_to_sqlite.lua book.csv bookmarks.db
    • 変更は数行なのに・・・・
一応、ブックマークにタイトルが表示されるようになったけど、 シンプルでとっつきにくい。


bookmakは、tagのクリックやsearchで絞り込んで使う感じ。 タグ付けを整理した方がよさそう。表示は、createdの順で、NULLは先頭になるようだ。なので、firefoxから変換する時に、tsLastVisitをcreatedに入れ込めば、最近訪問したサイトが頭の方なるみたいで、少し気持ちが楽になる。

os.time の部分が、firefoxの出力と桁数が違うので、修正(2017.04)。


また、新たなタグ設定や変更すると、日本語がエラーになってしまうので、日本語タグをアルファベット表記に変更した。

bookmarkって、どうやって管理したらよいやら。
でも、一歩前進。

 Firefoxで開き直す[OKだったり、でなかったり]

表示しているページを firefox で開けるように、以下を参考に 新たなluaファイル(extbrows.lua)を作成し、& に割り当てた。

------------------------------------------------
-- extbrows.lua:
------------------------------------------------
function open_ext_browser (w)
   local cmd = 'firefox'
   local uri = w.view.uri or ""
   luakit.spawn(string.format("%s %q", cmd, uri))
end
これで、一通りのことはできる。はず。

 pdfとかを確認したい

今度は、新しいタブで xdg-open で開くみたいなので設定は不要だが、使い道がありそうなので設定した。

pdf とかクリックしても表示されないのは不便なので、探してみた。
ずっと気になっていたが、なかなか出会えなかった。
上を参考に設定した。上の例では urxvtd を使うが、私は使ってないので、wget でダウンロードするように変更した。 また、pdfファイルは手持ちファイルにしたい事があるので、既定の仮置き用フォルダに保存するようにした。
binds.lua への追記は、参考サイトそのままだが、pdfFromURL は変更した。
#!/bin/bash

url=$1
file="${url##*/}"
echo $file
wget $url -O ~/PDF/$file
zathura ~/PDF/$file
これで、;d から、表示させたいリンクの番号を入れれば、所定の場所に保存、zathura で表示される。
他にも使えそう。

 Webページをpdfで保存する

そのまま使える。
サイトによってはダウンロードさせてくれないところもあるみたい。


firefox や wget が起動出来るのだから、wkhtmltopdf も使えるわけで、w2pdf.luaを作って試してみた。
単純に :print で、pdf出力でもよいが、こちらの方が細かく設定できそう。
取り敢えずデフォの余白設定がうれしい。
------------------------------------------------------------
function save_to_pdf (w)
   local cmd = 'wkhtmltopdf'
   local title = w.view.title or "tmp"
   local uri = w.view.uri or ""
   local args = '/home/hoge/PDF/' ..
                luakit.uri_encode(title) ..
                '.' ..
                luakit.uri_encode(uri) ..
                '.pdf'

   luakit.spawn(string.format("%s %s %s", cmd, uri, args))
end



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