2018年12月28日金曜日

自転車のコックピット その後

一年程前からフロントバッグもどきを自作し始めており、 改良を継続しながら使っている。 フロントバッグは使うには大袈裟すぎる。でも、マップケースは手軽に使いたい。 というのがきっかけだった。 年末なので、整理してみた。

フロントバッグを構成する要素は以下の4つ。 自転車への取り付けは、リクセンのアタッチメントを使っている。 リクセンとは10年来の付き合いで、アタッチメントは一度ひび割れで交換している。 まあ、耐久性は及第点だと感じている。

  1. 枠組みの部分(以下フレーム)

    • モンベル製フレームに塩ビパイプは取り付けたもの。 塩ビパイプは1本に変更している。 強力マジックテープを貼り付けている。 少し高価になるが、耐久性からもその方が良い。

      手前側にもパイプを設けていたが、 バッグをフレームから外しやすくすること以外にメリットが無いと判断して、 取り外した。 手前側パイプとフレームの間に小さいポケットを設けるつもりだったが、 思ったより狭くて使い難いので諦めた。

    • 塩ビパイプは、ハンドルの握り部分と同等(数ミリ差)なので、 自転車のハンドルに取り付けられるアクセサリが流用できる。 右端にはB&Mのバックミラー、左端はバーエンドキャップで塞いできる。

      ライトは塩ビパイプの右端下側に取り付けている。 右端を2cmほど長めに張り出すように設定したほうが良かった。

    • 古いチューブを切断してリボン状にしたバンド2本を取り付けている。 バッグから荷物が飛が出すのを防止するとともに、 マップケースを押えることが目的。 写真は、フレームに固定されていないが、現在は左側だけ固定している。

    • モンベルとリクセンではパイプ径が異なるので、 アタッチメント部分にスパイラスチューブ(s)を巻き付けて、 調整してある。

    • 塩ビパイプを、安全性からフレーム上側につけているが、 一年ほどで特に異常らしき様子がないので、下側への付け替えを考えてもよいかも。

  2. バッグ

    • 現在は、ホームセンターで購入したランチバッグを、 修理改造して使っている。

      幌布製で保温タイプのバッグ。 ファスナーが早々に壊れたので、ファスナーは取り外してある。 トートバッグ状態。 持ち手を中央で切断して、先端にハトメを付けている。 この部分にナイロンロープを通して、長さ調整している。

  3. インナーバッグ?

    • 雑誌の付録として付いてきたヘルメット入れをインナーバッグとして使っている。 私のは巻島先輩だった。 荷物の飛び出しと簡易防水の役割を果す。 自転車を離れる時は、インナーだけを取り出せば良い。
    • このインナーバッグは、走行中に動く(回転する)ので、 マジックテープ等を使って動かないようにする予定。
    • 巾着方式は、両手の操作になるので、工夫の余地あり。
  4. マップケース

    • ファスナー付きB5クリアファイルと、ジップ付きビニール袋A4の併用。
    • クリアファイルは、ある程度しっかりしているので、 塩ビパイプへマジックテープで取り付ける土台としての役目と、 ちょっとした小物入として使用。
    • ジップ付きビニール袋は、A4がそのまま入る。 これを、クリアファイルにダブルクリップで止める。 丈夫ではないので、すぐ穴が開く。 少々の雨では無問題と思っている。
    • ジップ付きビニール袋は、バタつくのでゴムバンドで押えておく。
  5. 使用状態

    • このスタイルは、2度ほど出動しただけなので、 これからの検証が必要。
    • 普段は地図より、印刷したパンフを入れることが多い。
    • バッグの中身を取るのにゴムバンドが結構邪魔。荷物が飛び出すことは未経験なので、改良可能かも。

2018年12月23日日曜日

防水のソックスを購入してみた(雨天未使用)

先日、レインウェアが破れたのだが、 新規購入はコストから諦めて補修となった。 でも、モチベーション維持のためと自分にいい聞かせて、 防水のソックスをポチッた。

安くすませるためなので、高価なソックスは無理。 Amazon で こいつ にした。

雨対策は、雨具、シューズカバー、ヘルメットカバー、手袋と十分なのだが、 シューズのクリートからの浸水が残っている。

先日、予想外の秋雨で足裏が濡れて冷えてくた。 シューズカバーは、上から浸水対策だけなのだ。

路面からのハネや、地面に脚が着いた時に浸水すると思われる。 防水対策した靴は予算的に無理なので、防水靴下を試すことにした次第。

防水のソックスには、 特殊な織りをした SealSkinzのソックスや、防水膜を挟みこんだ DexShellのようなものがあるようで、 使い方もオーバーソックスとしての使用を前提としたことを明記しているもの、そのまま履けば良さそうなものがある。

ただ、注意が必要で、いずれも基本的に厚手になる ( DexShell(デックスシェル) Ultra Thin socks というのは薄いかも) ので、 登山靴のように厚手の靴下を想定したサイズ選びをしないビンディングシューズには使えなそうということ。

私は、 初めて購入したビンディングシューズが、登山靴感覚でサイズを決めた、 という失敗体験があるので、 未だに真冬だけ数回出動するSIDIの入門用シューズを持っているという、特殊事情がある。

なので、試してみる気になった次第。

右が今回購入した防水ソックス(M)。左はモンベルの薄手のソックス(M)。 長さの差は小さいが、太さがかなり異なる。 生地の収縮性が小さいので、太めに作っているのだろう。

収納袋が付いてくるので、 普段使いではなく、必要な時に履け、という企画なのかもしれない。で、感想は以下。

  • フォールド感が低くスポーツには適さないように思える。
  • 薄い靴下の上に履くためのものと考えるべきかも。
  • 縫製のシール処理がキッチリしているかは不明。
  • 厚手で少しゴアゴアする。膜を挟んでいるかも、と感じられる。
  • SealSkinz よりは薄く感じる。(手袋がシールスキンズなんで)
  • SealSkinz の方が肌触りは好み。
  • 蒸れることを前提にすべき。靴の中で透湿性による快適さを期待するのは?
  • ぬるま湯での手洗い、軽く絞って自然乾燥が基本。なので、 乾燥にかなりの時間が必要だから、宿でのリカバリは疑問。だったが、 汗で濡れた程度なら、裏返しておけば翌朝乾いていた。

厚手の靴下が使えるビンディングシューズで、 雨具装着時に靴下も変えるという使い方で効果を確認する必要があのだが、 さて、今季確認は無理かも? 雨と分かってたら走らないんで。

なんだか、使い捨て防水シューズカバーをオーバーソックスとして使えばいいんじゃねえ、 という気持ちが芽生えてきた。

[追加] 5時間ほど、曇天でのライドで使用してみた。 外側は乾燥しているが、靴下の中は、グッショリと濡れた。 やはり、雨天時限定になりそう。
透湿層の内側に水蒸気を保持する場所が必要なはずだが、 タイトフィットさせる靴の中で実現できるとは思えない。 シューズ自体の機能に頼るしかないのかも。買えないけど。

[おまけ]

dexshell の薄手のソックスがあるので、 少しだけ調べてみた。

Porelle という防水透湿膜を使っているような解説があるが、 これは膜素材を提供する KL Technologies Group Limited.(英国らしい)の企業の商標のようだ。

Porelle には多くのバリエーションがあって、 dexshell では、 DexShell selects a line of Porelle® membrane with the WVP 15,000 g/m2.day ASTM E96:95 とある。

ASTM 96のどの試験かは不明だが、 porelle のサイトに、 extreme は Waterproof 20,000 (JIS L 1092A)、 Breathable 120,000 (JIS L 1099B1)。 sport は achieve breathability levels in excess of 15,000 g/m2/24hr とあるので、 おそらく、sport グレード を指しているのだろう。

全ての商品が sport グレードとは限らないが、 山用の桁落ちの性能である可能性は高そう。値段的にも。

2018年12月21日金曜日

Debian の Kernel を Build することになった

少し前、Debian を testing である buster に アップグレードした。 特に問題もなく使えていたのだが、 先日、kernel が upgrade されるたのだが、新しいやつが使えない状況になってしまった。

起動プロセスの途中からスクリーンが blackout してしまうのだ。

同様な症状の方は他にもおられるようで、バグレポートに掲載されている。

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=916718

古いバージョンを残してるので、いずれ公開される修正版を待てばよいのだが、 header file を uninstallしてしまったのが痛い。

素人がやることではないと思うのだが、 kernel の build してみることにした。 まあ、いつものように、コピペでなんとか Build できるみたいだから やってみることにした。

参考にさせていただいたサイトは、 How to Compile and Install Linux Kernel v4.9.11 Source On a Debian/Ubuntu Linux で、少し古いのかもしれないが、問題はなかったみたい。

コンパイルのオプションは、これまで動いていたやつをそのまま使う。 cpu の温度が80を越えるので、 "-j 1"で一晩ほったらかし。

とりあえず、問題なく動いているようだ。 はやく、リリースされないかなあ。

2018年12月15日土曜日

再び、パンク

また、パンクした。マキシス の refuse で、ガラスの破片を拾った。

普段2台乗っていて、ここ数年で、refuse 以外で外因によるパンクの経験はないのに。 チューブの寿命と思われる、リム側でスローパンクは一度経験はあるが。 タイヤは、pro3, Pro4 SC(not v2), Rubino pro , GATORSKIN(後輪だけ), refuse という、浮気性の選択。

今回は、小雨のなかのパンク修理だったが、先日のパンクでパッチキットを更新していたので、 問題なく作業することができた。写真はピンボケで失敗したけど。

refuse を選んだ時は、少し安めのタイヤにして交換頻度を上げようと思っていたが、 私のような、横道を選んで走りがちな者には向かないようだ。

あと、悲しいことに、常時携行していた、簡易版レインジャケットが破れた。 Altura Cropton Windproof Jacket。

雨が上ったので、脱ごうとして、引っぱった時だった。5年ぐらいだけど寿命か?

うーーん。どうしよう。しばらくはテープ補修か。

寒い時は濡れたくない。朝の天気予報では雨はないはずだったのに。

2018年12月2日日曜日

HDD の badsector 対応を試みる(linux)

最近、ディスクの反応が極端に遅い時があるので、 sudo cat /var/log/syslog で確認してみると、 Buffer I/O error on dev sda5, logical block 13613554, async page read なるメッセージを見付けた。

HDDの異常セクタを調べてフラッグを立てて、使わないようにするとかの作業が必要なそうで、 mount されていると正常に検査修正できないとうことで、 SystemRescueCd を用意して作業を行なった。

  • fdisk -l で、デバイスの確認。

  • badblocks -v /dev/sda5 > badsectors.txt で不良セクタを調べる。

    • この結果は、blocksize とか整合させて使う必要があるらしく、使うには注意が必要らしい。 linux - Using badblocks on modern disks. - Super User

    • こうゆうのが理解できれば、 debugfs で、どのファイルが該当するか特定できるようだが、私には無理。

      debugfs /dev/sda5
      debugfs 1.44.4 (18-Aug-2018)
      debugfs:  icheck 18524901
      Block     Inode number
      18524901  4467028
      debugfs:  ncheck 4467028
      Inode     Pathname
      4467028   /usr/share/qt5/doc/qtwidgets/qtwidgets.qhp
      debugfs:  q
      
  • badsector は 100強。ファイルは3つのようだった。

  • 自信ないので、e2fsck -c /deb/sda5 とかで、怯えながらフラッグ更新とかを実行。 homeownCloudgogs でミニマムなバックアップはできてると期待。

  • Buffer I/O error のメッセージは消えたが、二日ほどPCが使えなかった。

一応、終了。そろそろHDD の寿命を考える時期なのかもしれない。

Emacs の lsp の設定、なう(202310)

前回さらしてから、さらに1年。そう、3年めになる。 が、今回は一段と自信がない。 環境は、 Debian GNU/Linux 12 (bookworm) + emacs(29.1)。consult + company。 embark は未だに使ってない。 用途は、メモ と ...